2020年06月29日

ツバメ展に行ってきました

2つまえの記事で紹介している、小川美奈子さんのツバメ展に行ってきました。

春から夏のツバメの暮らしを描いたリトグラフの連作が展示されています。このリトグラフは小川さんのホームページでも紹介されていますが、実物を見ると自宅に飾りたくなりますね。

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posted by ツバメネット管理人 at 19:55| Comment(0) | 管理人日記

カラス避けネットをくぐり抜けて、ツバメの巣を襲うオナガ

オナガは東日本の一部に生息する鳥で、黒い頭と青い身体の美しい姿をしています。カラス科ですが、ツバメの天敵のハシブトガラスほど肉食ではないからツバメの巣は襲わないだろうと思っていたら、オナガにツバメのヒナをさらわれたというメールが2件続けて届きました。ひとつは群馬県、もうひとつは埼玉県のツバメの大家さんからでした。

しかも、どちらも園芸ネットでカラス避け対策をしていた巣で、オナガは20cmの網目をくぐり抜けてツバメの巣を襲っていたのです。埼玉のツバメの大家さんのご協力で、オナガ襲撃のようすを写真と動画でご説明しましょう。まず、こちらがカラス避けに張られていたネットです。

Tsubame-net-Size.JPG


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posted by ツバメネット管理人 at 19:30| Comment(2) | 管理人日記

2020年06月19日

ツバメ展 - 軒下から大空へ(2020年6月26〜7月1日 東京)

ツバメフン受けのイラストや、ひとつ前の記事で紹介したツバメの人工巣などを提供してくださっている版画家の小川美奈子のツバメ展が、今年も開催されます。

詳しくは、小川さんのホームページ、リトルミーナをご覧ください

ツバメ展-軒下から大空へ 2020

日時:2020年6月26日(金)〜7月1(水)[29日(月)は定休日]
   11:00―18:00(カフェ営業は12:00−17:00)
会場:カフェスロー(東京都国分寺市)
https://cafeslow.com/access/

「軒下から大空へ」というのは、成長して巣立っていくヒナのようすが心に浮かぶ、いい言葉ですね。
春から夏までのツバメたちの子育てを描いたリトグラフ作品が展示されるそうです。

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posted by ツバメネット管理人 at 09:54| Comment(2) | イベント

2020年06月18日

高松自動車道でツバメの人工巣が利用されています

今年から、香川県の高松自動車道の3つの休憩施設(高瀬PA、豊浜SA、上分PA)のトイレ付近にツバメの人工巣を設置してもらっています。

ツバメは天敵が近づきにくいように人通りが多い場所に巣を作ります。そのため、サービスエリアや道の駅のトイレはツバメに人気の営巣場所ですが、あちこちに巣ができてしまうと清掃が大変です。そのせいでツバメが歓迎されなくなっているとしたら、とても残念なことです。

高松自動車道ではトイレの洗面台や個室の上には巣作りできないようにしていますが、その代わり巣作りしてもいい場所に人工巣を取り付けて、ツバメが子育てをする場所がなくならないようにしています。バードリサーチはNEXCO西日本四国支社に協力して、ツバメの人工巣の提供と設置方法の助言を行っています。

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人工巣の下方にあるフン受けは、あらかじめレールを壁に付けてあり、ツバメが巣を使い始めたらフン受けの板を差し込む仕組みになっています。


豊浜下り(公開).JPG
人工巣を付けても位置が悪いとツバメは使ってくれません。天敵のカラスに見えない場所で、お客さんが多く通る導線上にあり、天井のすぐそば、というのがポイントです。

バードリサーチはツバメが多い施設と協力して、人工巣でツバメの営巣場所を誘導することで、ツバメとの共生をサポートしています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

posted by ツバメネット管理人 at 18:18| Comment(0) | ツバメの人工巣

2020年06月15日

京王線のツバメたち2020

東京の多摩地域と神奈川県北部を走る京王電鉄さんの駅に、今年もツバメのフン受けを設置していただいています。
ツバメに軒下を貸してくださっていることに、感謝です。

京王稲田堤(2020/5/30)
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京王稲田堤(2020/6/6)
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南平(2020/6/6)
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若葉台の駅ビル内にある牛角(2020/6/6)。毎年ここに巣作りしますが、今年はコロナのせいで、いまもお店が休業中です。
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posted by ツバメネット管理人 at 21:30| Comment(0) | 管理人日記

2020年06月13日

鹿児島県姶良市、岡家具店のツバメ

朝日新聞のニュースサイトで、懐かしい名前を見つけました。


鹿児島県姶良市の岡家具店で、きつねどんべいのカップでツバメが子育てしているというニュースです。わたしが岡家具店に伺ったのは2009年2月のことで、建物の一角が越冬場になっているツバメたちの撮影をさせてもらいました。

岡谷家具.jpg


話を戻して今回のニュースのことですが、カップに切り込みが付いてますよね。カップ麵の容器はそのまま使うと深すぎて、かなりたっぷり巣材を詰めないと、親ツバメが縁にとまったときにヒナに届かないんです。こんなふうに切り込みを入れてあげると、ツバメにとって使い勝手がよくなりますね。

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posted by ツバメネット管理人 at 23:35| Comment(0) | ツバメの人工巣

ツバメのフン受け床置きタイプ、今年の販売を開始しました

コロナウィルス対策などの影響で準備が遅れていましたが、今年も床置きタイプのツバメのフン受けをAmazonで発売しました。
耐水紙に印刷したフン受け用紙20枚とプラスチックの台紙がセットになっています。
 http://www.amazon.co.jp/dp/B07DS5NGSK

なおフン受けに使用する用紙は、下記からPDFでダウンロードすることもできます。A3サイズにプリントしてお使いください。Amazonで販売している耐水紙製と異なり、普通紙のプリントはフンが多いと下まで染みてしまうため、重ねずに1枚ずつ使っていただいた方がよいと思います。
 https://www.bird-research.jp/2_tsubame/download/yukaoki_funukeA3.pdf


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小川美奈子さんの、かわいいツバメさんデザインです。
posted by ツバメネット管理人 at 22:21| Comment(0) | ツバメのフン受け