2022年12月31日

浜名湖の越冬ツバメ

12月後半に寒波がやって来ましたが、がんばっている越冬ツバメの話題です。静岡県浜松市の浜名湖近くにある建物をねぐらに使っている写真を提供していただいたので、ご紹介します。12月25日に30羽近くが建物の周囲を飛んでいて、倉庫のような場所をねぐらにしているそうです。成鳥が写っている写真もありましたが、この写真のように尾羽が短い今年生まれの若ツバメが多いようです。
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尾羽が短くて、顔の赤色も薄い若鳥です。
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こちらは少し前の12月19日の写真です。寒いのでぴったりと寄り添っていますね。もう少し前まではこの10倍くらいいたのだそうです。倉庫をねぐらにするツバメはだんだん減っていて、25日は上の写真のように2羽だけだったそうですが、たくさん飛んでいるので、別の場所にねぐらを移したのかもしれません。
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浜名湖のような大きな湖は冬でもユスリカなどが多く発生するので、そうした小さな水生昆虫を食べて暮らしているのでしょうか。

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2022年08月03日

3年ぶりにツバメのねぐら観察会

コロナで休止していた多摩川のツバメのねぐら観察会を7月30日に開催して、50名ほどの皆さんが来てくださいました。多摩川でも自然の豊かなところで、比較的広いヨシ原があります。

渡辺仁さん(東京生物多様性センター)の説明を聴いているところです。

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多摩川中流のツバメねぐらはこのあたり。7月下旬から8月上旬がピークで、日没前後に1万羽くらいの乱舞が見られます。



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2022年06月25日

松屋銀座のツバメの人工巣にカラス避けを付けました

何度か報告している松屋銀座の人工巣。いま松屋には本物の巣が1つと、人工巣が3つ(2019年に1つ、2022年に2つ設置)付いています。ツバメは近所に集まって繁殖する習性があるので、再開発やカラスの襲撃で減り始め、集団サイズが小さくなると新しいツバメが来なくなり、ますます減少が進みます。東京都心は再開発とカラスのダブルパンチなので、ツバメの減少を食い止めるために松屋銀座に協力していただいて、人工巣を設置しています。

6/25現在、本物の巣で2回目の雛が孵化していて、2019年設置の人工巣では2回目の抱卵中、今年設置した人工巣の1つでは1回目の抱卵がはじまったところです。この人工巣はカラスに見つかりやすい位置にあるので、昨日カラス避けを設置しました。松屋銀座での作業はいつも、人工巣を作った小川美奈子さん、銀座のツバメ著者の金子凱彦さんと一緒にしていて、この素敵なカラス避けは小川さんの設計です。

カラス避けを付けた松屋東館裏手の搬入口にある人工巣です(2022/06/24)。
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松屋東館表側の人工巣(2022/6/4)。このヒナたちは巣立って、いまは2回目の抱卵をしています。
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こちらは東館表側に1つだけある本物の巣(2022/6/4)。コンクリで覆われた銀座で巣を作る泥を集めるのは大変だと思います。
松屋東館表側の土の巣(2022年6月4日).jpg

6/4の写真は小川美奈子さん撮影です。
posted by ツバメネット管理人 at 14:12| Comment(0) | ツバメの人工巣

2022年06月23日

カラス避けの設置をお薦めします

ヒナの成鳥を楽しみに見ていたら、ある日カラスに連れ去られてしまったということが、とてもよくあります。カラスも子育てをしていてヒナに食べものを運んであげないといけないのはツバメと同じなのですが、近所の巣が次々とカラスに襲われることが続くと、その地域にやってくるツバメがいなくなってしまう原因にもなります。

フン受けのイラストを描いてもらっている小川美奈子さんと一緒に、カラス避けやフン受けを付けさせてもらう「ツバ活」をしています。簡単なカラス避けを設置すればツバメを守ることができますので、ぜひ皆さんにもお勧めします。

写真は東京のJR八王子みなみの駅周辺のツバメの巣に付けさせてもらったカラス避けです。ツバメの巣がある建物の関係者の方を訪ねてお願いすると、どこもカラス避けの設置を快諾していただけました。お願いすると受け入れてもらえることが大半ですので、少し勇気を出して話をしてみましょう。ツバメかんさつ全国ネットワークのWebサイトにあるポスターやツバメQ&Aを印刷して持っていくと、説明がしやすいかもしれません。

ツバメのフン受けを付けてある場合は、その縁から天井にヒモを張るのが簡単です。この例では黄色い水糸を使っています。鳥に見えないテグスを使うのは危険なので、絶対に止めて下さい。
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カラスが近づきにくいように麻紐を張っています。
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特殊な塗装の天井でテープがくっつかないので、少しでもカラスの障害になるよう巣の手前に水糸を張りました。巣がとても小さくて大きくなったヒナが落ちてしまったので、横に小箱を付けて3羽のヒナを移しました。もとの巣に2羽残していましたが、その後この2羽も自分で小箱に飛び移り、広々した小箱で成長して無事に巣立ちました。容器が深いとヒナの餌乞が親ツバメに見えないし、容器の中に糞が落ちて不衛生になるので、外からヒナの顔が見えるくらいに多めのワラを敷いてあげて下さい。紙は湿気るし、布はヒナの爪に引っかかるので、ワラが一番です。
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posted by ツバメネット管理人 at 14:09| Comment(2) | ツバメのフン受け

2022年05月28日

松屋銀座の人工巣、2組が利用中

老舗デパートの松屋銀座に付けさせてもらっている人工巣3つのうち、2つが利用されています。知人が5月25日に撮ったの写真を送ってくれました。

今年3月に付けた松屋東館裏側の人工巣。抱卵中かな?
松屋東館裏側 右壁の人工巣.jpg

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posted by ツバメネット管理人 at 11:34| Comment(3) | ツバメの人工巣

2022年04月26日

久しぶりにオフライン講演会(2022/6/11東京都国分寺市)

フン受けなどのイラストを描いてもらっている小川美奈子さんのツバメ展で、久しぶりに生で講演会を開催します。今回は、子育てに大切な巣場所の保全や、食物になっている飛翔性昆虫の減少などについてお話ししたいと考えています。

小川さんのツバメ展は今年で5年目。素敵なツバメのリトグラフ作品のほか、ポストカードや人工巣などの販売もありますよ(一部の作品はネットショップでも購入できるそうです)。

ツバメ展 - 軒下から大空へ 2022
○会期/2022年6月10日(金)ー6月15(水) ※13日(月)は定休日
○時間/ギャラリーは11:00〜18:00開場。
カフェは11:30〜18:00営業。(17:30ラストオーダー)
     ※ギャラリーのみのご入場も可能です。
○会場/カフェスロー (店内 スローギャラリー)
○主催/小川美奈子(版画家)

講演会「かわいい同居人、ツバメの不思議」案内画像(横型).jpg

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posted by ツバメネット管理人 at 13:25| Comment(1) | イベント

2022年04月12日

道の駅庄和でツバメのお掃除をしました

埼玉県春日部市の道の駅庄和は、2012年にはじめてツバメのフン受けの試作品を設置させてもらった場所です。ここは20個くらい巣ができて、たくさんのツバメたちが子育てをします。毎年4月になると、今年のフン受けの配達と、ツバメの落としもののお掃除をしに伺っています。


モルタル壁に付いた糞は、ブラシでこするときれいに取れます。
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道の駅庄和の名物「つばめどら」。
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posted by ツバメネット管理人 at 13:43| Comment(1) | ツバメのフン受け