2022年06月23日

カラス避けの設置をお薦めします

ヒナの成鳥を楽しみに見ていたら、ある日カラスに連れ去られてしまったということが、とてもよくあります。カラスも子育てをしていてヒナに食べものを運んであげないといけないのはツバメと同じなのですが、近所の巣が次々とカラスに襲われることが続くと、その地域にやってくるツバメがいなくなってしまう原因にもなります。

フン受けのイラストを描いてもらっている小川美奈子さんと一緒に、カラス避けやフン受けを付けさせてもらう「ツバ活」をしています。簡単なカラス避けを設置すればツバメを守ることができますので、ぜひ皆さんにもお勧めします。

写真は東京のJR八王子みなみの駅周辺のツバメの巣に付けさせてもらったカラス避けです。ツバメの巣がある建物の関係者の方を訪ねてお願いすると、どこもカラス避けの設置を快諾していただけました。お願いすると受け入れてもらえることが大半ですので、少し勇気を出して話をしてみましょう。ツバメかんさつ全国ネットワークのWebサイトにあるポスターやツバメQ&Aを印刷して持っていくと、説明がしやすいかもしれません。

ツバメのフン受けを付けてある場合は、その縁から天井にヒモを張るのが簡単です。この例では黄色い水糸を使っています。鳥に見えないテグスを使うのは危険なので、絶対に止めて下さい。
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カラスが近づきにくいように麻紐を張っています。
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特殊な塗装の天井でテープがくっつかないので、少しでもカラスの障害になるよう巣の手前に水糸を張りました。巣がとても小さくて大きくなったヒナが落ちてしまったので、横に小箱を付けて3羽のヒナを移しました。もとの巣に2羽残していましたが、その後この2羽も自分で小箱に飛び移り、広々した小箱で成長して無事に巣立ちました。容器が深いとヒナの餌乞が親ツバメに見えないし、容器の中に糞が落ちて不衛生になるので、外からヒナの顔が見えるくらいに多めのワラを敷いてあげて下さい。紙は湿気るし、布はヒナの爪に引っかかるので、ワラが一番です。
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2022年04月12日

道の駅庄和でツバメのお掃除をしました

埼玉県春日部市の道の駅庄和は、2012年にはじめてツバメのフン受けの試作品を設置させてもらった場所です。ここは20個くらい巣ができて、たくさんのツバメたちが子育てをします。毎年4月になると、今年のフン受けの配達と、ツバメの落としもののお掃除をしに伺っています。


モルタル壁に付いた糞は、ブラシでこするときれいに取れます。
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道の駅庄和の名物「つばめどら」。
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2021年08月18日

2021年ツバメに優しいサービスエリア・道の駅

今年(2021年)Instagramにアップされていたツバメのフン受けを設置していただいたサービスエリアや道の駅をまとめました。Instagramの検索はみかさんに協力していただきました。

多賀サービスエリア


足柄サービスエリア


道の駅 一向一揆の里


佐野サービスエリア



足柄サービスエリアor鮎沢パーキングエリア


友部サービスエリア


その他の施設


posted by ツバメネット管理人 at 08:21| Comment(0) | ツバメのフン受け

2021年ツバメに優しい駅

今年(2021年)Instagramにアップされていたツバメのフン受けを設置していただいた駅をまとめました。Instagramの検索はみかさんに協力していただきました。

JR立川駅


JR国立駅


JR国立駅の黒板


京王電鉄 久我山駅


京王電鉄 明大前


JR 垂水駅


JR 新秋津駅


JR牛久駅


そのほかの駅





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2020年08月15日

JR国立駅、巣立ちました

ひとつまえの記事で紹介したJR国立駅。昨日、2羽のヒナが巣立ちました。巣はスピーカーの上にあり、地面に落ちた1羽を駅員さんがカップ麺の容器に入れて、巣の向かいの壁に付けてくれました。

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カップの巣の下には、ポスターが。
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ホームの電光掲示板では、ツバメからのお礼メッセージが流されていました。『国立駅のツバメ達からお礼! 今年もヒナが育って無事に巣立ちをすることができました。子育て期間中、中央改札付近の頭上を飛び回っても皆様に温かく見守って頂いて嬉しかったです。しばらくはお世話になりますが、また来年も戻ってきますのでよろしくお願いします。』


posted by ツバメネット管理人 at 16:19| Comment(0) | ツバメのフン受け

2020年07月27日

JR国立駅が電光掲示板でツバメの見守りを呼びかけています

JR国立駅ホームにある電光掲示板で、ツバメの子育てを見守って下さいというメッセージが流れていました。駅員さんの優しい気持ちが伝わってきます。(2020/07/27撮影)

『つばめ達が子育てに奮闘中です。中央改札付近の壁際の頭上・お足元、つばめの落としものにご注意下さい。巣立ちまでの間、温かく見守っていただけますと嬉しいです。ご理解、ご協力をよろしくお願いします。』


国立駅では、バードリサーチのツバメフン受けも利用していただいています。
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2020年06月13日

ツバメのフン受け床置きタイプ、今年の販売を開始しました

コロナウィルス対策などの影響で準備が遅れていましたが、今年も床置きタイプのツバメのフン受けをAmazonで発売しました。
耐水紙に印刷したフン受け用紙20枚とプラスチックの台紙がセットになっています。
 http://www.amazon.co.jp/dp/B07DS5NGSK

なおフン受けに使用する用紙は、下記からPDFでダウンロードすることもできます。A3サイズにプリントしてお使いください。Amazonで販売している耐水紙製と異なり、普通紙のプリントはフンが多いと下まで染みてしまうため、重ねずに1枚ずつ使っていただいた方がよいと思います。
 https://www.bird-research.jp/2_tsubame/download/yukaoki_funukeA3.pdf


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小川美奈子さんの、かわいいツバメさんデザインです。
posted by ツバメネット管理人 at 22:21| Comment(0) | ツバメのフン受け