2020年06月29日

カラス避けネットをくぐり抜けて、ツバメの巣を襲うオナガ

オナガは東日本の一部に生息する鳥で、黒い頭と青い身体の美しい姿をしています。カラス科ですが、ツバメの天敵のハシブトガラスほど肉食ではないからツバメの巣は襲わないだろうと思っていたら、オナガにツバメのヒナをさらわれたというメールが2件続けて届きました。ひとつは群馬県、もうひとつは埼玉県のツバメの大家さんからでした。

しかも、どちらも園芸ネットでカラス避け対策をしていた巣で、オナガは20cmの網目をくぐり抜けてツバメの巣を襲っていたのです。埼玉のツバメの大家さんのご協力で、オナガ襲撃のようすを写真と動画でご説明しましょう。まず、こちらがカラス避けに張られていたネットです。

Tsubame-net-Size.JPG


私がお薦めしていたダイソーの園芸ネットをお使いでした。20センチの網目はツバメは通れて、カラスは通れないのですが、オナガは通れたのです・・・。
キャプチャ.PNG

まず、オナガはツバメの巣の向かいにあるガスメーターにとまりました。ガスメーターはカラス避けネットに開けてある80cmx40cmの開口部と同じ高さにあります。
ガスメーターにとまる.PNG

そして、開口部から進入しました。ガレージの入口から飛び込んで開口部をくぐるのは、ツバメほど上手に飛べないオナガには少し難しいかもしれませんが、ガスメーターにを踏み台にすることで進入しやすくなったようです。
巣へ飛び移る.PNG

こちらはすでに全部のヒナを持ち去ったあとの撮影ですが、オナガは器用にネットにとまり、続いて巣に飛び移りました。オナガは20cmの網目を通り抜けられるのです。
オナガがネットにとまる.PNG

オナガのようにカラスより小さい天敵からツバメの巣を守るには、どんな防御ネットを作ればよいのでしょう? こちらの広島の方から送っていただいたネットが参考になるかもしれません。ツバメが出入りする開口部の上下幅は5cmほどです。ここまでしっかり覆うと、オナガだけでなく、モズやイソヒヨドリも進入できないかもしれません(この2種を相手にするには、正面の網目はもっと細かいほうがいいでしょう)。ただし、このネットの形はツバメにもプレッシャーが大きいはずです。ツバメが巣を放棄しないように、抱卵を始めてから取り付ける必要があるのはもちろんですが(抱卵前は危険を感じると巣を放棄しやすいため)、ツバメの個性によってはネットを過敏に警戒する場合もありますから、一気に覆わずに、段階を追って覆うような工夫をしたほうがいいと思います。

みかさんカラス避け.PNG

埼玉のオナガ襲撃のようすは、動画でもご覧になれます。



posted by ツバメネット管理人 at 19:30| Comment(0) | 管理人日記
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