昨年12月初めのことで、もう二ヶ月過ぎてしまいましたが、宮崎と鹿児島で越冬ツバメを見てきました。1月になって寒波のために南九州でも雪が降ったのでツバメたちが心配ですが、渡しが観察したときの様子をご紹介しましょう。
訪問したのはツバ友W氏に教えてもらった宮崎市内の商店街と、鹿児島県姶良市です。
こちらはあるお店のテントの内側。竹の棒が渡してあり、越冬ツバメが鈴なりになっています。こうしてツバメさんをお迎えするのは南九州ではよく知られた方法なのか、宮崎市内のもう一カ所の商店街でも、鹿児島県姶良市の家具屋さんでも、同じようにして越冬ツバメの居場所を作ってあげていました。ただ、もう一カ所の商店街で越冬ツバメが集まっていたお店の方に伺ったところ、並べた棒が昨冬、ツバメ嫌いの大家さんに壊されてしまったのですが、その翌日に大家さんは階段から落ちて骨折で入院されたとか。因果応報・・・でしょうか?
下は2009年2月に撮影した鹿児島県姶良市の家具屋さんの越冬ツバメ。今回はお店のそばに行っただけで中は見せてもらっていないのですが、いまも越冬ツバメが来ているのかな?
今回、上記の家具屋さんはお店の外から見ただけですが、外壁にはツバメの、たぶんカップルがいました。繁殖期さながらですが、冬ですよ。ここでは雌雄のカップルかどうかを確認できませんでしたが、宮崎市内の商店街では、雌雄2羽がとまっている巣がたくさんありました。もしかすると一年中ここにいるのかしらと思って、ツバ友W氏や地元で野鳥観察をしている皆さんと調査を計画しています。