2016年07月10日

つばめこうくう (もとやすけいじ)

今年の5月に出版されたばかりのメルヘンなツバメ絵本です。

ツバメは飛行機の胴体部をランドセルのように背負った姿で飛行場に並んでいます。飛行場のビル内には、旅行に出かけるいろんな虫たち。

私はこの本のページをめくっていると、つばめの飛行機よりも、その乗客になるたくさんの虫たちに目が行ってしまいます。絵の中心には色とりどりの小さな虫たちがいて、そして少し視線をずらすと、空港ロビーのガラス張りの壁越しに、駐機場にいる巨大なツバメが見えてドキリとします。

でも、飛行場の建物の屋根はクモの巣だし、建物とツバメの飛行機をつなぐ通路はストローでできているから、ツバメは実際のツバメの大きさなのですね。

つばめこうくう以外の航空会社の飛行機も飛んでいて、ハトこうくうはツバメより大きめの飛行機を背負っています。エア・シジュウカラが背負っている飛行機は少し小さくて、近距離航空かもしれません。

絵がとっても楽しくて、見つめていると、いろいろ空想が浮かんできます。


つばめこうくう.jpg


posted by ツバメネット管理人 at 22:12| Comment(0) | 図書紹介
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