この記事は2015年4〜8月に発行した週刊つばめニュースを修正したものです。
古巣に戻ってきたのは、去年と同じツバメ夫婦なの?
ツバメについての質問ナンバーワンは、この「古巣に戻ってきたのは、去年と同じツバメ夫婦なの?」ではないかと思います。ツバメに足環を装着する調査で分かってきたことですが、ツバメは生きている限り、翌年も、ほぼ同じ場所に帰ってきます。
同じ巣に戻ってくるの?
昨年のバードリサーチ集会で福岡賢造さんが発表して下さった、大阪府の河内長野市の商店街で行った足環調査の結果によると、翌年も同じ商店街に戻ってきた ツバメは約4割で、さらにその中でも4割程度が前年と同じ巣に戻っていたそうです。そうすると、オス・メスのどちらかが同じ巣へ戻ってくる率は15%くら いになります。
商店街に帰還したツバメのうち同じ巣に戻らなかった6割がどのくらい離れた場所で営巣したかはお聞きしなかったのですが、少なくとも商店街のどこかにラン ダムに戻っているのではなく、前年の巣を好んでいることは明らかでしょう。もしかしたら、その他のツバメも前年の巣の近所に戻っているのかもしれません ね。
ここまでは、おそらく、ツバメの大家さんたちが期待されるとおりだと思います:-)
商店街に帰還したツバメのうち同じ巣に戻らなかった6割がどのくらい離れた場所で営巣したかはお聞きしなかったのですが、少なくとも商店街のどこかにラン ダムに戻っているのではなく、前年の巣を好んでいることは明らかでしょう。もしかしたら、その他のツバメも前年の巣の近所に戻っているのかもしれません ね。
ここまでは、おそらく、ツバメの大家さんたちが期待されるとおりだと思います:-)
同じ相手と夫婦になるの?
それでは、前年の夫婦の両方が戻ってきた場合に、また同じ相手と夫婦になるのでしょうか? これについては、私たちの期待に反して?、翌年は別の相手と夫婦になるツバメが多いことが分かっています。
新潟県上越市で新井絵美さんと長谷川克さんが行った調査では、前年のツバメ夫婦がどちらも無事に戻ってきたケース26組のうち、再び夫婦になったのは9組 だけでした。面白いことに「再婚」した9組はすべて、オスがメスより先か、オス・メス同日に調査地に到着したケースだったそうです。一方、メスがオスより 先に到着した場合は、別のオスと夫婦になってしまったそうです。
そう聞くと、ツバメのメスはちょっとひどいんじゃないかと思われるかもしれませんが、人間には分からないツバメの事情があるのでしょう。私の想像ですが、 ツバメは翌年も生きて戻ってこられるとは限りませんから、その年にできるだけ多くのヒナを残さないといけません。オスは去年一緒にヒナを育てたメスと再婚 した方が、繁殖能力が分からないメスと結婚するよりも、確実に卵を産んでもらえる可能性が高いでしょう。しかしメスの側は、もっと多くのエサを運んでくれ るオスや、(ヒナに遺伝する)体格のいいオスを選んだ方が得なのかもしれません。
ツバメの平均寿命は二回繁殖に戻ってこられる程度ですから(実は7〜8割は1歳まで生き残れないのですが、それは平均寿命から除いています)、パートナーを選ぶときには子孫を残せる条件を厳しく見極めているのではないかと思います。
どうも初回から皆さんの夢を壊すような話になりましたが、前述の大阪の調査では4年連続して同じ巣で、同じ夫婦がヒナを育てた例もあったそうです。健康で相性のいい夫婦は長続きするようですね。長生きのツバメもいて、新潟県の六日町では13歳のツバメの記録もあります。
新潟県上越市で新井絵美さんと長谷川克さんが行った調査では、前年のツバメ夫婦がどちらも無事に戻ってきたケース26組のうち、再び夫婦になったのは9組 だけでした。面白いことに「再婚」した9組はすべて、オスがメスより先か、オス・メス同日に調査地に到着したケースだったそうです。一方、メスがオスより 先に到着した場合は、別のオスと夫婦になってしまったそうです。
そう聞くと、ツバメのメスはちょっとひどいんじゃないかと思われるかもしれませんが、人間には分からないツバメの事情があるのでしょう。私の想像ですが、 ツバメは翌年も生きて戻ってこられるとは限りませんから、その年にできるだけ多くのヒナを残さないといけません。オスは去年一緒にヒナを育てたメスと再婚 した方が、繁殖能力が分からないメスと結婚するよりも、確実に卵を産んでもらえる可能性が高いでしょう。しかしメスの側は、もっと多くのエサを運んでくれ るオスや、(ヒナに遺伝する)体格のいいオスを選んだ方が得なのかもしれません。
ツバメの平均寿命は二回繁殖に戻ってこられる程度ですから(実は7〜8割は1歳まで生き残れないのですが、それは平均寿命から除いています)、パートナーを選ぶときには子孫を残せる条件を厳しく見極めているのではないかと思います。
どうも初回から皆さんの夢を壊すような話になりましたが、前述の大阪の調査では4年連続して同じ巣で、同じ夫婦がヒナを育てた例もあったそうです。健康で相性のいい夫婦は長続きするようですね。長生きのツバメもいて、新潟県の六日町では13歳のツバメの記録もあります。
ここ6年位は 3月末に巣作りして 飛び立って 第2弾目のツバメ一家が来てくれてます。
玄関先なのでウンチ掃除が大変ですけど 来てくれたらなんとなくほっこりします。今年も3月22日に 偵察に来てました。
毎年ツバメが来続けるなんて、ツバメ好みの場所なんですね。今年の初飛来日、よろしければツバメネットのHPから登録をお願いします_(._.)_
2年前に3メートル以上の高さからヒナが落ちてしまい、元に戻したのですが、数日したら巣の中で死んでしまっていました。
他のヒナが巣立ったあと、そのヒナの亡骸を埋めてあげましたが、昨年はツバメが来ませんでした。
ヒナが死んでしまった巣にはもう戻ってこないのでしょうかね?
今年は是非帰ってきてほしいものです。
遠くから遥々来てくれて感動ものです
夢と自然の神秘とロマンを感じます
ツバメ君ありがとう
巣に人間のにおいがつくと警戒して来なくなると聞きましたので巣には近づかないように心がけています
毎年同じツバメが来ていると思ってました
調査できるところがあれば調べていただきたいです
よろしくお願いいたします
毎夜我が家の車庫に帰ってきて朝を迎えます。我が家は車庫のちょうど場所的に一番良い所に巣を作り蛇にも襲われない場所です。
💩は落ちないように傘をぶら下げてあります。どうして毎夜帰って来るのに巣は作らないのでしょうどなたかこんな経験のある方は教えて下さいお願いします🙇⤵️
やがて、また違う場所で巣っくりして、いま卵を温めてるようすです。時間あるたびにツバメさんを眺めて、癒されてます
去年玄関の真ん中に燕がすづくりして、雛が5羽巣立ちました。今年も同じ巣で改修して、卵を温めててる時期に、カラス?に巣ごと落とされてれました。燕夫婦は暫く巣のあったところを旋回してるのを見て、悲しくなりました。
10日ほどして、同じツバメ夫婦がちがう場所に巣作りして今卵を温め出る様子です。
その様子をみて、カラス対策に天井から紐を垂らしています。無事に雛がかえり育ちます様に
毎日、燕の巣を離れた所から眺めて、いやされてます。
ですが念のため業者に巣の前の網を外しておいてもらったところ、今年も戻ってきて卵を生み無事に4羽の雛がかえりました。正直あんな騒音の中、業者の方が行ったり来たりしているのに、よくぞ返ったと感心しきりでした。
今年を含めて毎年観察していますが、雛は三週間頃飛び始め、一番子は自信を持って飛び始めるけれど、二番子は、やはり体も小さめで大丈夫かなといつも心配になります。
飛び始めの頃はまた巣に戻ってきて、大きな口を開けて親から餌をもらっています。育てている親は当然二羽と思いきや、よく見ると一族郎党なのか三羽でひっきりなしに餌を運んでいることが多いです。
巣を飛び立っても朝に夕に巣のそばに戻ってきたり庭を滑空していたりするのが、かわいいです。
でもそろそろ我が家周辺で餌取りの練習も終わり、少しずつ南に向かい始める日も近くなりました。
子ツバメもいっぺんに南方に向かうのは無理なので、我が家は宇都宮ですが、県南の渡良瀬遊水池あたりでいっぱい餌をとり体力をつけてからもどると聞いたことがあります。
来年も楽しみです。
昨年はカラスに襲われ今年はだめかと思ってましたが無事
戻ってきました。5羽の雛がかえったのですが4羽がカラスに食べられて1羽のみが親と一緒に飛翔の練習をしています。
1週間ぐらいして又巣に燕が巣の補修をしています。
同じ親かどうか分かりませんが又卵を産むのでしょうか?
もしそうならカラス対策を行う必要が有ります。
何方か経験的にマンションの廊下の換気口に作ったツバメの巣や雛をからすから守る方法を教えてください。
自宅に巣を作った事無いですがお向かいの軒下に毎年巣を作ります!
子育て中は親は二匹で休まず雛の餌を運んで大変ですが良く頑張りますね!
最初に産まれた子供達が今飛び回ってます。
あんなに小柄なのに長距離を移動してまた帰って来るのが凄いです!
毎年同じ所に帰って来るのも凄いですね!