2023年07月17日

ツバメの巣にカラス避けのひも張りをしましょう

ツバメの巣がカラスに襲われることが頻繁にあります。よくいるカラスはハシブトガラスとハシボソガラスの2種類ですが、カラスがツバメの巣を襲う瞬間を映した動画をYoutubeでいくつか見たところ、いずれもハシブトガラスでした。ハシボソガラスだと巣を襲わないのかどうかは分かりませんが、もしそうなら、ハシボソガラスが縄張りにしている場所はハシブトガラスが入ってこられないので、ハシブトガラスにいてもらったほうがツバメは安全なのかもしれません。

それはともかくとして、カラスが巣に寄りつけないようにしておくことが第一です。私は、ツバメのフン受けのイラストを描いてくれている小川美奈子さんと一緒に、あちこちの巣にカラス避けのひも張りをしています。これは小川さんが考案したやりかたで、20センチ間隔で縦方向に麻ひもを張るというものです。以前はツバメが通れる穴を開けた園芸ネットを張ることをお薦めしていましたが、ネットだと横方向に糸があるので、そこを足場にしてオナガが巣を襲ったことがありました。このような縦ひもだけのほうが踏み台になる横ひもがなくて安全ですし、なにより作業が簡単です。これだけのことで、カラスの被害はまったくなくなりますので、ぜひ皆さんが見ているツバメの巣にもひも張りをしてあげてください。

東京都国分寺市のお宅の人工巣の周囲にひも張りさせてもらいました。麻ひもを使っているのは、ツバメやカラスに見えやすいからです。見えにくいテグス(釣り糸)は鳥に怪我をさせてしまうので、使わないでください。
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八王子みなみ野駅まえのすき家にも協力していただいています。
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こちらも八王子みなみ野駅前。フン受けが付かない場所なので、巣の下に段ボールを置いています。ここの通りには週に一度、私たちで床のお掃除をしに伺っています。
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posted by ツバメネット管理人 at 13:34| Comment(0) | 管理人日記

国立駅の旧駅舎のツバメの巣を粘土で補強しました

バードリサーチ事務所の最寄り駅、中央線国立駅のそばには、三角屋根がシンボルだった旧駅舎が移築されています。国立駅は旧駅舎の時代からずっとツバメの巣があり、駅の利用者の皆さんに親しまれてきました。

今年の国立駅の子育てが先日のニュースで放送されたので、ごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=nU8-_eLOGPE

国立駅の駅構内はこんなふうです。今年は3巣で、それぞれ2回の子育てがありました。
今年の3月、一番ツバメが来たとき↓
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去年の巣立ちが終わった後。
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さて、旧駅舎が2020年に移築されてから、今年始めてツバメのヒナが孵りました。一昨年にも同じ場所に巣を作っていたのですが上手にできあがらずに放棄、今年のツバメが修理しましたが、巣作りしにくい構造である上に、巣の底に凹凸があってたまごをうまく温められないようで、なかなか孵化しませんでした。途中で産み直しがあったようで、ようやく今月初めに孵化したものの、巣の壁の高さがほとんどないのでヒナが落下してしまいました。

そこで、旧駅舎にお願いして、粘土を使って巣の補修をさせてもらいました。7/10に作業したので、一週間まえのことです。残ったヒナは1羽だけですが、親鳥が大切に育てています。
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